○開催趣旨・目的
途上国における森林減少・劣化に由来する排出の削減等(REDDプラス)については、2011年末の気候変動枠組条約第17回締約国会議(COP17)でその技術指針と資金のあり方について議論が行われ、セーフガードの情報提供システムのガイドラインと参照レベルのモダリティに合意するなど、枠組みの構築に向けて議論が進められています。
一方、このような国際的な枠組の検討と並行して、各国では公的機関による準備活動が進められるとともに、民間等も参加した実証活動も準備されつつあり、このような活動を通じて、現場での実施経験に基づく様々な知見やノウハウが蓄積されつつあります。
しかしながら、各プレーヤーが有機的なつながりを持って、それぞれの役割や関心を最大限に活かすためには、途上国での条件整備やプロジェクト活動と準国/国レベルをつなぐ仕組みの構築など、取組むべき課題も多いことが明らかとなっています。また、REDDプラスへの取り組みを通じて、気候変動緩和にとどまらず、気候変動への適応、生物多様性保全や森林ガバナンスの向上といった森林をめぐるより幅広い課題にアプローチしていくことにも期待が寄せられています。
このような中、本セミナーでは、REDDプラスに向けた活動を通じて得られた経験や関係者が直面している課題等を共有し、REDDプラスの最終段階や、更には世界の持続可能な森林経営の推進まで見据えつつ、その解決策を考え、共有することを目的に開催します。

○プログラム案
| 2012年2月7日(火) | |||
|---|---|---|---|
| 時間 |
氏名 |
所属 |
講演タイトル |
| 9:45 | 鈴木 和夫 | 森林総合研究所理事長 | 開会挨拶 |
| 9:55 | 沼田 正俊 | 林野庁次長 | 来賓挨拶 |
| オープニング REDDプラスに係る各プレーヤーの役割は何か? |
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| 10:05 | 松本 光朗 | 独立行政法人 森林総合研究所 REDD研究開発センター長 |
REDDプラスに係る各プレーヤーの役割は何か? |
| 10:25 | コーヒーブレイク | ||
| セッション1 途上国の政策やニーズと整合的な取組みとは何か? |
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| 10:40 | モデレーター Henry Scheyvens |
IGES | |
| ≪各国報告≫ | |||
| Constin Bigol, Bruno Kuroh | パプア・ニュー・ギニア | パプアニューギニア森林公社によるREDD+ 準備活動 |
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| Sairusi Sevu Bulai | 太平洋共同体 | 太平洋地域におけるREDD+準備活動の地域支援 | |
| Samsudin Musa | Forest Research Institute Malaysia | 半島マレーシアにおける持続可能な森林経営 (SFM)を通じた森林劣化と排出の抑制 |
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| 11:40 | 質疑応答、議論 | ||
| 12:00 | 昼休み/ポスターセッション | ||
| 14:00 | モデレーター 宮薗 浩樹 |
JICA | |
| ≪各国報告≫ | |||
| Yuyu Rahayu | インドネシア | インドネシアにおけるMRVシステムの進捗 | |
| Omaliss Keo | カンボジア | カンボジアにおけるREDD+活動と既存の 森林政策・戦略の関係 |
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| Khamsene Ounekham | ラオス | ラオスにおけるREDD+の状況 制度、枠組み、そして実証活動 |
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| 北村 徳喜 | ベトナム | ベトナムでのREDD+の現状 "グローバルなREDD+の枠組み構築に向けて" プロジェクト活動からのスケールアップ、多様なプレーヤーの有機的連携" |
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| 15:20 | 質疑応答、議論 | ||
| 15:40 | コーヒーブレイク | ||
| 16:00 | モデレーター Eduardo Mansur |
ITTO | |
| ≪各国報告≫ | |||
| Joaquim Armando Macuácua | モザンビーク | モザンビークにおけるREDD+実施枠組み策定に向けてのJICAとの技術協力計画 | |
| Patrick Onotamba Kondjo | コンゴ民主共和国 | REDD+のコンテクストにおけるコンゴ民主共和国の国家森林調査システム | |
| Daniel Gonzalez Sosa Lidia Florencia Perez de Molas Larissa Karina Rejalaga Noguera |
パラグアイ | パラグアイにおけるREDD+戦略を策定するための政策的・制度的枠組み 及びパラグアイの在来樹種炭素ストック算定のための調査 |
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| 17:00 | 質疑応答、議論 | ||
| まとめ | |||
| 17:20 | 松本 光朗 | 独立行政法人 森林総合研究所 REDD研究開発センター長 |
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| 2012年2月8日(水) | ||||
|---|---|---|---|---|
| 時間 |
氏名 |
所属 |
講演タイトル |
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| 導入 | ||||
| 9:30 | 松本 光朗 | 独立行政法人 森林総合研究所 REDD研究開発センター長 |
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| セッション2 REDDプラスの「活動」をどのように実施し、これをスケール・アップするか? |
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| 9:40 | モデレーター 天野 正博 |
早稲田大学 | (1)スケール・アップのためのアプローチ | |
| Naomi Swickard | Verified Carbon Standard | VCS
REDD+のスケールアップ: 行政区界&ネステッドREDD+ |
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| 松本 光朗 | 独立行政法人 森林総合研究所 REDD研究開発センター長 |
二国間カーボン・オフセットメカニズムのためのREDD+ガイドラインの開発 | ||
| Jonah Busch | Conservation International | 複数のスケールにわたる参照のレベルの構築: インドネシアとペルーの事例 |
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| Sarah Walker | Winrock International | 参照排出レベル及びMRVデータ作成における準国およびローカルレベルのアクターの潜在的役割 | ||
| 11:00 | 質疑応答、議論 | |||
| 11:20 | コーヒーブレイク | |||
| 11:40 | モデレーター 天野 正博 |
早稲田大学 | (2)現場における実践とそれを支えうる技術 | |
| Evarist Nderinyanga Nashanda | タンザニア | タンザニアにおけるREDD+の開発と実施 "グローバルなREDD+の枠組み構築に向けて" プロジェクト活動からのスケールアップ、多様なプレーヤーの有機的連携 |
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| 鈴木 圭 | 日本森林技術協会 | ベトナムにおける参照排出レベルの開発 ‐JICAプロジェクトの中間結果と得られた教訓‐ |
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| 清野 嘉之 | 森林総合研究所 | 森林炭素モニタリング手法の研究・開発を通した、REDDプラスへの貢献 | ||
| 12:40 | 質疑応答、議論 | |||
| 13:00 | 昼休み/ポスターセッション | |||
| セッション3 REDDプラスを通じて何を実現すべきか?REDDプラスのその先へ |
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| 14:00 | モデレーター 上田 浩史 |
林野庁 | ||
| Hwan Ok Ma | ITTO | REDD+を通して何を達成すべきか?REDD+を越えて何を目指すべきか? | ||
| Zulfira Warta | WWF Indonesia | REDD+:森林問題への十分な解決策か? | ||
| Henry Scheyvens | IGES | REDD+は何を達成するべきか?持続可能なコミュニティーと良き森林ガバナンス | ||
| 15:00 | 質疑応答、議論 | |||
| 15:20 | コーヒーブレイク | |||
| パネルディスカッション REDD活動の推進に向けて各プレーヤーの力を最大限に活かすためには何が必要か? |
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| 15:40 | モデレーター 松本 光朗 |
独立行政法人 森林総合研究所 REDD研究開発センター長 |
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| Naomi Swickard | Verified Carbon Standard | |||
| Jonah Busch | Conservation International | |||
| Sarah Walker | Winrock International | |||
| Omaliss Keo | カンボジア | |||
| 赤堀 聡之 | 林野庁 | |||
| 16:50 | コーヒーブレイク | |||
| クロージングセッション | ||||
| 17:10 | 松本 光朗 | 独立行政法人 森林総合研究所 REDD研究開発センター長 |
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