
REDDプラスに関する地球規模の枠組み構築を目指して国際的な議論が繰り広げられる中、途上国各国では、各国政府や国際機関、民間ベースによる自主的な取組みが開始されている。このような中、各国においては、様々な事業規模で行われる個々のプロジェクトを準国レベル、国レベルの大きな枠組みとどのように整合させるが課題となっている。REDD研究開発センターでは、途上国の現場におけるプロジェクト活動を促進するとともに、プロジェクトから得られた知見を将来的に構築されることが期待される地球規模のREDDプラスの枠組構築に反映し、信頼性と実施可能性のバランスのとれた枠組を構築するため、国内外の専門家を招いての国際シンポジウムを開催し、参加者との議論を通じてプロジェクトレベルから準国レベル・国レベルへのアップスケールにおける課題の特定と、解決策の検討を行う。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------REDDプラスについては、既に民間ベースの取組も実施されており、地球温暖化防止に対する関心の高まりとともに、そのさらなる推進が期待されています。REDDプラスの推進には、気候変動や森林生態系等の自然科学的視点や、森林減少・劣化の原因と対策等に関する社会・経済学的視点が常に求められます。また、MRV(計 測、報告、検証)のためのデータの取得や技術開発、セーフガードへの対応等も欠かすことができません。そのためには、国際交渉に参加する政府関係者、自主的取組みに参画するNGOや民間企業等、REDDプラスに関連する研究を実施する科学者・研究者の情報共有や有機的な連携が重要となっています。
このことから、REDD研究開発センターでは、REDDプラスの推進に関わる多様な関係者間の情報共有と連携促進を目的として、公開セミナーを実施します。セミナーは2日間にわたって行い、関係省庁、政府機関、NGO、民間企業の実務者による国際交渉やREDDプラス活動の最新情報に関する講演、REDDプラスの社会科学的、自然科学的側面さらには今後利用が期待される最新技術など、各関係学会員や研究者による講演とポスターセッションを行います。また実務者と研究者・開発者による質疑応答や討論を通じて、今後のREDDプラスの推進に向けた研究や技術開発の役割や実務とその連携方策について模索していきます。